キャッシュフローが発生する毎に期間を区切り、各期間毎の収益率を計算し、最後に複数の期間毎の収益率を掛け合わせる(リンクする)ことにより求めた時価ベースの収益率のこと。期間中に発生したキャッシュフローの影響を受けない(あるいは受けにくい)ことから、ファンドマネージャーの能力評価に適している。一般の投資信託の収益率はこの方法で毎日計算(厳密法)される。測定法には、1.厳密法、2.内部収益率リンク法(信託銀行が採用している簡便法)、3.修正ディーツ法(投資顧問の多くが採用している簡便法)などがある。